神戸新聞社員が講師に
養父市八鹿町宿南の宿南小学校で、神戸新聞社員によるオンライン出前授業があり、5、6年生6人が参加した。各自が新聞作りアプリ「ことまど」を使って作成した新聞を紹介し、神戸新聞教育ICT部の武藤邦生次長が講評した。
同校は日本新聞協会のNIE実践校。5年生は同市大屋町などでの林間学校の体験を、6年生は広島に修学旅行に行った思い出を新聞にまとめた。
10月16日の授業では、見出しを工夫したり、写真をトリミングしたり、知恵を絞った紙面がそろった。武藤次長は、総合リード(前文)を書いているのがよい▽細かいところまで具体的に書いてある―などと評価。気を付けたい点として、内容が変われば段落替えする▽書きあがった記事は音読すれば、間違いに気づく―などを挙げた。
今後、児童たちは、特産「八鹿豚」やまちの文化財・青谿書院をテーマに「ことまど」で新聞を作成する。授業を受けた浦朝晃さん(5年)は「いろんな人が読むことを意識して分かりやすく記事を書きたい」と話した。(三好正文)=11月10日付神戸新聞朝刊但馬版
[写真説明]新聞作りで工夫した点などを発表する児童=養父市八鹿町宿南
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