神戸新聞アドバイザーが講師に
「ヒロシマ」をテーマに新聞をつくるのを前に10月23日、神戸市垂水区歌敷山3の愛徳学園中学校で出前授業があり、3年生約20人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
3年生は10月16~19日、修学旅行で広島を訪れ、原爆について学んだ。広島平和資料館や慰霊碑などを見学し、語り部から話を聞いた。今後、グループに分かれて新聞をつくり、同学園小学校の6年生を対象に「平和の授業」を行う。
授業では生徒がそれぞれ書きたいことを40字にまとめた。ヒロシマの実相を伝えるピースボランティアや、原爆の子の像について書きたい、韓国人も犠牲になったことを書きたいーなどと発表した。
三好アドバイザーは、5W1Hを押さえて記事を書くことや、見出しの付け方、レイアウトのポイントなどを説明。自身を振り返り、「ヒロシマ・ナガサキを語り継ぎ、反戦を訴えるのは、新聞が果たすべき使命の最も大切なものの一つ」と話した。
[写真説明]何を記事にするか、発表する生徒=愛徳学園中学校
※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。修学旅行を前に、生徒たちが被爆者の近藤紘子さんから話を聞いた記事はこちら