第2回NIE「わたしの推し記事」コンクール 兵庫県NIE推進協議会主催 最優秀に白石さん(西宮・浜脇中2年)、飯貝さん(明石南高2年)
兵庫県NIE推進協議会が募集した第2回「NIE『わたしの推し記事』コンクール」の入賞者が決まった。県内外の小中高校の児童・生徒から1403編の応募があり、最優秀賞に、西宮市立浜脇中学校2年の白石里桜さんと、兵庫県立明石南高校2年の飯貝仁美さんの作品が選ばれた。
新聞からそれぞれの「推し記事」を選んでもらい、紹介・感想文を書いてもらおうと同協議会が企画した。応募総数1403編の内訳は、小学校=2編(2校) 中学校=494編(9校) 高校=907編(6校)。最優秀賞の2編(推し記事は、いずれも朝日新聞から)は、「親ガチャの哲学」を刊行した哲学研究家のインタビュー記事から、「親ガチャ」という言葉は「自身が努力しないための逃げ道」と気づく。京都アニメーション放火殺人事件の記事から、被告に心から信頼できる人がいなかったのが事件の一因として、周りの人の優しさを感じる社会になってほしいと願う。いずれも自身が感じた考えの深まりを、ほかの人にも伝えたいとの熱意にあふれていた。
最優秀の作品や、そのほかの入賞者はこちら。
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入賞者のみなさん、おめでとうございます!
【最優秀賞】
小学校 該当なし
中学校 西宮市立浜脇中学校2年 白石 里桜さん 受賞作品はこちら
タイトル:私の推しは「親ガチャの哲学」です
掲載記事:朝日新聞「be」2024年4月13日付
見出し:「親ガチャの哲学」戸谷洋志 注目のインタビューから⑦ 生まれる環境は選べないけれど...
高等学校 県立明石南高等学校2年 飯貝 仁美さん 受賞作品はこちら
タイトル:私の推しは「遺族の言葉」です
掲載記事:朝日新聞2024年1月26日付
見出し:京アニ事件死刑判決 見守る遺族 納得と無念
【優秀賞】
小学校 西宮市立夙川小学校2年 福田 知世さん
中学校 明石市立高丘中学校2年 岡田 知樹さん
高等学校 県立有馬高等学校3年 野口 輝人さん
【佳作】
小学校 該当なし
中学校 姫路市立飾磨中部中学校3年 安田 紗英さん
高等学校 愛徳学園高等学校3年 後藤 美侑さん
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