セミナー・発表会・公開授業

2024年度NIE兵庫セミナー 参加者の感想

新谷 史奈・東洋大学附属姫路中学校・高等学校教諭

私自身、新聞を教育活動に取り入れたいという気持ちはあるものの、その方法を模索している状態です。そんな中、今回のセミナーに参加させていただき、多くの気づきと学びを得ることができました。特に、のじぎく特別支援学校の藤本先生の「スモールステップで取り組む」という実践事例発表が印象的でした。

また、伊藤様による記者講演では、NIEの活動を通して世界や日本を知ることができるということを改めて実感しました。

今回のセミナーで学んだことをしっかりと吸収し、自分なりのNIEのあり方を見つけられるよう取り組んでいきたいと思います。

大石 昇平・兵庫県立洲本高等学校教諭

 今回のセミナーを通して、私は生徒と新聞の距離を近づけるにはどうすればよいのかを考えさせられました。記者講演での伊藤様のお話からは、取材は自分の興味や問題意識からスタートしていることを知りました。そのような取材の背景を知れば、生徒の新聞への興味も高くなるのではないかと思いました。また、実践発表でも、校種を問わず、この点に尽力されている様子が伝わってきました。

 本校の生徒も、新聞に触れる機会が少しでも増えるよう、今回のセミナーを参考にしながら実践してまいります。

岩崎 未来・兵庫県立湊川高等学校教諭 

 本校は今年度より実践校に選んでいただきました。これから本格的に活用しようとしている段階で、今回このセミナーに参加させていただいて特に印象に残ったのは、「スモールステップで取り組む」という、のじぎく特別支援学校の先生の取り組み発表です。私は、NIE実践を通して、自校の生徒にまずは「知る」ということの大切さと楽しさを理解してほしいなと考えています。そしてそれを「伝える」「聞く」力を(欲張らずスモールステップで!)少しでも身に付けて、自分に自信を持ってもらえるような手助けができる実践に取り組んでみたいと感じました。

片山 拓朗・近畿大学附属豊岡高等学校教諭

 本校でも新聞を読む生徒は年々減少し、社会への関心の低下や偏りに危機感を持っています。一方で社会はますます複雑化し、高度な情報活用力が問われてもいます。こうした現状の中で、NIEの取り組みから学べることは多いのではないかと考え、初めてこの会に参加させていただきました。実践校の取り組みはもちろん、意見交換会では各校の取り組みを聞き、さまざまなヒントをいただきました。何より会場の熱気に触れ、NIEに大きな可能性を感じることができました。ありがとうございました。