記者派遣

「トライやる」新聞作りに挑戦 明石・高丘中

240523takaokatyuu.JPG神戸新聞アドバイザーが講師に

今年6月の職業体験「トライやる・ウィーク」で体験したことを新聞にまとめよう―と5月23日、明石市大久保町高丘5の高丘中学校で取材のノウハウを学ぶ授業があり、2年生121人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 生徒たちは6月3~7日、幼稚園や小学校、図書館、病院、ファストフード店、新聞社など約50カ所で働く予定。「(ドッグサロンで)犬をうまく扱えるようになりたい」「コンビニの接客術を覚えたい」「天文科学館のプラネタリウムの操作法を学びたい」「(小学校や保育園で)子どもとの接し方を知りたい」「お店でてんぷらを揚げるのが楽しみ。他校の生徒とも交流したい」などと話した。

 授業では、インタビュー取材のポイントなどを学んだ。三好アドバイザーは「『トライやる』を夢を見つけるきっかけにしよう」と呼びかけた。

 生徒たちは次回6月10日、三好アドバイザーから記事の書き方や紙面レイアウトのポイントを学ぶ。

[写真説明]「トライやる」で挑戦したいことを話し合う生徒たち=高丘中学校

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 6月10日は、新聞作りのノウハウを学ぶ授業が行われ、三好アドバイザーが講師を務めた。

 生徒たちは「何をトップ記事にするか」を発表。小学校で働いた生徒は「児童に中学生活について紹介するプレゼンを行った」、高校や銀行、図書館で就業体験した生徒たちもさまざまな思い出を披露した。

 三好アドバイザーは、記事の書き方や紙面レイアウトについて、仮見出しを考えてから記事を書き出す▽感動したことや感じたことを主見出しにする▽紙面整理はメリハリとバランスが大切。真ん中に中くらいの目立つ記事を置くと紙面が引き締まる―などと説明した。

 三好アドバイザーは「働く楽しさや働くことの意味を考えながら、新聞を製作しよう」と呼びかけた。

[写真説明]「何をトップ記事にするか」を発表する生徒。それぞれ意義深い5日間だったようだ=高丘中学校

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。