記者派遣

自然学校の体験 新聞に 姫路・網干西小5年

240530aboshinisysu1.JPG神戸新聞アドバイザーが講師に

 4泊5日の自然学校の体験を新聞にまとめよう―と5月30日、姫路市網干区浜田の網干西小学校で、記事の書き方や紙面レイアウトのポイントを学ぶ授業があり、5年生57人が参加した。同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

 児童たちは5月13~17日、姫路市山田町南山田の藤ノ木山野外活動センターでスペシャルカレーを調理した野外炊飯や、キャンプファイア、革細工作りなどを楽しんだ。香呂小学校(姫路市香寺町香呂)の児童たちとの交流会もあった。

 授業では、三好アドバイザーが「感動したことや苦労したことを具体的に書こう」「野外炊飯で調理したカレーのおいしさを自分の言葉で表してみよう」と呼びかけた。児童たちは何をトップニュースにするかを話し合い、同校から異動した先生がサプライズ登場したキャンプファイアや、ろうそくの明かりの中で語り合ったキャンドルサービスなどを挙げた児童がが目立った。

 2種類のカレーを作った野外炊飯や部屋でのトランプ遊び、弁当作りを挙げた児童もいた。

 児童たちは楽しかった体験の「5W1H」を振り返り、見出しの付け方なども学んだ。紙面レイアウトについて、三好アドバイザーは「トップ記事が大きく見えるよう工夫したり、紙面の真ん中に少し目立つ記事を置いたりすると、読みやすい新聞ができるよ」とアドバイスした。

 後日、児童たちは数人の班ごとに新聞を製作する。

[写真㊤]講師の「キャンプファイアは楽しかった?」「カレー作りは楽しかった?」の質問に、一斉に手を挙げる児童たち=いずれも網干西小学校[写真㊦]自身のイチオシニュースは何か、話し合う児童たち

240530abosinisisyou2.JPG

※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。

.