神戸新聞アドバイザーが講師に
新聞から気になる記事を選んで壁新聞を作る「まわしよみ新聞」の授業が3月11日、神戸市東灘区住吉本町1の甲南小学校であり、3年生60人が参加した。神戸新聞NIE・NIB推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
同校は2024年度から日本新聞協会のNIE実践校に指定され、新聞を活用した授業などに取り組む。
まわしよみ新聞作りは、数人ずつの班に分かれて作業。神戸新聞写真ニュースの昨年12月~今年3月号や、最近の毎日小学生新聞、読売KODOMO新聞の紙面から各自が関心をもった記事を選び、選んだ理由を発表し合った。
続いて、トップ記事を何にするかを決め、紙面構成はどうするかなどを話し合いながら、記事を模造紙に貼り付け、新聞を仕上げていった。
トップ記事は、大谷翔平選手の米大リーグでの活躍や、元日に発生した能登半島地震、1月17日で発生から29年を迎えた阪神・淡路大震災の追悼のつどいなどにした班が目立った。
注目ニュースとして、1日の長さに1秒を加える「うるう秒」を2035年までに廃止する話題を選んだ班もあった。
記事にちなんだ俳句も考えた。中国における旧暦の正月「春節」の記事では「お正月 みんな違って みんないい」と詠んだ。
[写真説明]まわしよみ新聞を作る3年生たち=甲南小学校
※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。