記者派遣

林間学校の体験を新聞に 姫路・大塩小4年

230920oosiosyou.jpg神戸新聞アドバイザーが講師に

 書写山円教寺(姫路市)で行う林間学校の体験を新聞にしよう―と9月20日、姫路市大塩町汐咲2の大塩小学校で、取材の仕方を学ぶ授業があり、4年生約60人が参加した。

 同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。林間学校は10月10日に予定され、児童たちは、摩尼殿(まにでん)や食堂(じきどう)、開山堂など各堂宇を巡るウオークラリーに挑戦したり、僧侶の講話を聴いたりする。下山後、一人一人新聞作りに取り組む。

 授業は、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。三好アドバイザーは取材のポイントとして、5W1Hを押さえる▽自分だけのイチオシニュースは何か考える―などとアドバイス。「自分だけが見つけた景色や感動を記事にしよう」と呼びかけた。

 「林間学校で楽しみにしていることは何ですか」と尋ねられ、児童たちは「山上から姫路の景色を見ること」「お寺を見て回ること」「お弁当の時間」「ロープウエーに乗ること」などと話した。

[写真説明]何をどう取材したらいいの。意見を交わす児童たち=大塩小学校

※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。

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231018oosiosyou.JPG 書写山円教寺での林間学校は10月10日に行われた。児童たちは体験をそれぞれ新聞にまとめるのを前に18日、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーから新聞製作のノウハウを教わった。

 児童たちは何をトップニュースにするかを発表し合った。珍問にも取り組んだウオークラリーや、「いただきます」とは「(豚や牛の)命をいただきます」という意味と学んだ僧侶の講話、楽しかった弁当の時間などを挙げた児童が目立った。

  児童たちは楽しかった体験の「5W1H」を振り返り、見出しのつけ方やレイアウトのポイントを学んだ。三好アドバイザーは「記事と写真はほどよい量を心がけよう」「自分の感想も書こう」と呼びかけた。

[写真㊤]林間学校でのイチオシニュースを発表する児童=大塩小学校

[写真㊧㊦]僧侶の講話に耳を傾ける児童たち=いずれも10月10日、書写山円教寺(大塩小学校提供)[写真㊨㊦]堂宇などを巡り、クイズに答えたウオークラリー

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※「わたしの感想NIE」に児童の感想を掲載しています。

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