神戸新聞アドバイザーが講師に
就業体験「トライやる・ウィーク」で見聞きしたことを新聞にまとめるのを前に6月15日、明石市大久保町高丘5の高丘中学校で記事の書き方や紙面づくりのポイントを学ぶ授業があり、2年生126人が参加した。
同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。教室で新聞活用の取り組みを進めている。
この日の授業は、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。生徒たちは6月5~9日、小学校や病院、郵便局、図書館、ファストフード店、ケーキ屋、ペットショップなど47事業所を訪問した。
生徒たちはまず、「何を一番記事にしたいか」を30字以内でまとめ、数人ずつで「トライやる」で楽しかったことや苦労したことを意見交換した。小学校で就業体験した生徒は「先生の仕事は忙しんだなと思った」、別の生徒は「保育園で園児に囲まれて楽しかったけど、みんなに対応するのは大変だと感じた」と話した。
三好アドバイザーは「記事を書き出す前に仮見出しを考え、テーマを意識しながら書き進めよう」と呼び掛けた。レイアウトでは「メリハリとバランスを意識して」「記事などは適量を心掛けたい」とアドバイス。「腹切り」「なきわかれ」など、レイアウト上の禁止事項についても説明した。
実際の記事に見出しをつけるワークショップも行った。
[写真㊤]「何を記事するか」を30字以内でまとめる生徒たち=いずれも高丘中学校[写真㊦]「トライやる・ウィーク」の思い出を話し合う生徒たち
※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。
※この「トライやる新聞づくり」の授業は、兵庫県NIE推進協議会がNIE(教育に新聞を)活動の一環として取り組んでいます。日本新聞協会NIEサイトにも「『トライやる』新聞をつくろう」としてリポートが掲載されています。リポートはこちら
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