神戸新聞アドバイザーが講師に
お互いにインタビューして記事を書いたり、新聞記事を使って調べ学習したりするNIE授業が5月26日、西宮市宮前町3の浜脇中学校であり、2年生12人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。三好アドバイザーはインタビュー時に大切にしたいこととして、具体的に聞く▽過去・現在・未来について聞く▽相手のリズムに合わせる―などのポイントを挙げた。写真撮影では、テーマに関連した光景や小道具を写し込む―などを勧めた。
続いて、生徒たちが「好きなもの」をテーマにインタビューし合い、日本史やICT、ゲーム「太鼓の達人」などが上がった。聞き手の生徒は「なぜ、それが好きなのか」と尋ね、メモを取り、話している途中の写真もしっかり押さえた。それぞれA3判の用紙に記事を書き、紙面を仕上げた。
記事を使った調べ学習では、この日の神戸新聞朝刊から気になる記事を切り抜いて用紙に貼り付け、周りにネットで調べたことや感想を書き込んでいった。長野県中野市の猟銃立てこもり事件を選んだ生徒が目立った。
三好アドバイザーは「関心をもった新聞記事を身近なことと関連づけたり、疑問点を調べたりして『深読み』しよう」と呼び掛けた。
[写真説明]インタビュー新聞を製作する生徒たち=浜脇中学校
※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。