記者派遣

見出しのこつ学ぶ 尼崎・立花南小 グループワークも

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神戸新聞アドバイザーが講師に

 NIE活動の一環として、尼崎市三反田町2の立花南小学校で3月6日、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが「記事に見出しを付けよう」と題して授業を行った。同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。2年生91人が実際の新聞記事を教材に見出しを考えた。

 三好アドバイザーは「見出しは究極の要約。よい見出しは読者の興味関心を引く」と話し、付け方のポイントとして、一番のニュースは何か考えた上で、数字など具体的に書く▽字の大きさ・色・形も工夫するーなどを挙げた。

 児童たちは、囲碁の仲邑菫(なかむら・すみれ)三段(13)が最年少でタイトルを獲得した記事や、西宮神社(西宮市)の行事「福男選び」が3年ぶりに復活した記事に見出しを付けた。

 最近の神戸新聞「写真ニュース」からイチオシ記事を選ぶグループワークもあった。三好アドバイザーは「トルコ・シリア大地震やウクライナ侵攻1年など、世の中で起きていることについて友達や家族と話し合おう」と呼びかけた。

[写真説明]見出しの付け方を学ぶ児童たち=立花南小学校

※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。

※この「見出しを付ける」授業は、兵庫県NIE推進協議会がNIE(教育に新聞を)活動の一環として取り組んでいます。日本新聞協会NIEサイトにも「見出しを付けよう!! 小学2・3年生向けに出前授業」としてリポートが掲載されています。リポートはこちら