記者派遣

新聞の楽しさ知って 神戸・白川小 産経新聞記者が出前授業

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 教育現場で新聞を活用する「NIE」活動の一環として、神戸市立白川小学校(神戸市須磨区)で9月9日、産経新聞神戸総局の入沢亮輔記者が5年生2クラスを対象に授業を行った=写真。児童らは普段聞けない新聞記者の話を真剣にメモしながら聞いていた。

 「新聞って楽しい」というテーマで新聞社の組織や新聞記者の働き方、新聞の作り方などを紹介。実際の新聞紙面を見せながら、各面に掲載される記事の内容の違いなどを解説した。

 記者のかばんの中身を当てるクイズもあり、児童らは「録音機」や「ボールペン」などと正解を答えていた。入沢記者が実際に自身が使用しているノートを取り出すと、児童らは「たくさん書いてある」と興味深そうに見ていた。

 授業の最後には「自分の気になる記事から読んで、その近くにある記事にも目を通すと世の中のことが分かるようになる」と新聞を読む大切さを呼び掛けた。

 参加した吉田海翔くん(10)は「新聞記者がしていることや、持ち歩いているものを知ることができて楽しかった」と笑顔で話していた。=10日付産経新聞朝刊阪神・神戸版

 児童の感想 山下美結さん(10)「危険な仕事もあるのに『記者をやめたいと思ったことはない』という言葉に感動した」、酒井蒼太君(10)「大地震の現場取材の体験談を聞いて、大変な仕事だなと思った」、藤澤歩澄君(10)「新聞記者の一日のスケジュールなどを知って興味がわいた」

※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。