記者派遣

林間学校の体験を新聞にしよう 姫路・大塩小4年

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神戸新聞アドバイザーが講師に

 書写山円教寺(姫路市)で行う林間学校の体験を新聞にしよう―と7月6日、姫路市大塩町汐咲2の大塩小学校で、取材のポイントを学ぶ授業があり、4年生約70人が参加した。 

 林間学校は7月7日に予定され、児童たちは、摩尼殿(まにでん)や食堂(じきどう)を見学したり、僧侶の講話を聴いたり、写経を体験したりする。新聞作りは数人のグループごとに行う。 

 授業は、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。三好アドバイザーは「自分だけが見つけた景色や感動を記事にしよう」と呼び掛け、取材のポイントとして、5W1Hを押さえる▽その体験がなぜ、どのように面白かったかをメモする▽講話の中身だけでなく、その場の雰囲気もメモする▽具体的なデータを押さえる―などをアドバイスした。

 緑豊かな山中に大伽藍(がらん)を構える円教寺。三好アドバイザーは「ふるさとの歴史と自然に触れる一日にしよう」「どんな文化財があるかだけでなく、どんなお寺なのかも調べよう」と強調した。

[写真説明]林間学校で楽しみにしていることを発表し合う児童たち=大塩小学校

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oosiosyou220708.JPG 書写山円教寺(姫路市)での林間学校は7月7日に行われた。児童たちは体験をグループごとに新聞にまとめるのを前に7月8日、神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーから新聞作りのノウハウを教わった。 

 児童たちは何を記事に取り上げるかを話し合った。真剣に耳を傾けた僧侶の講話や心静かに取り組んだ写経のほか、ゴンドラからの眺めが美しかったロープウエー乗車、楽しかった弁当タイムを挙げたグループが目立った。

 三好アドバイザーは記事の書き方やレイアウトのポイントを説明し、「ほかのグループと違う紙面を作ろう」と呼び掛けた。

[写真㊤]「トップニュースを何にするか」を発表する児童=大塩小学校

[写真㊨㊦]僧侶の講話を聴く児童たち=7月7日、書写山円教寺(大塩小学校提供)

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※同校は本年度、日本新聞協会のNIE実践指定校に内定。「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。