兵庫県NIE推進協議会が任命する特任アドバイザーに神戸市立高倉中学校の赤松三菜子校長にご就任いただいた。2022年度から。NIEに関心が高く、21年度は実践指定校の校長を務められた。抱負を寄せていただいた。
輝く心と力を育むNIE
神戸市立高倉中学校 校長 赤松三菜子
高度情報化社会では、SNS等の普及により、多くの情報が多様な手段で届けられます。学校で、子どもたちが新聞を活用した学習に取り組み、バランスの取れた情報を主体的に学び得て、仲間との対話により自分の考えを深めることは「生きる力」につながります。
また、予測困難な未来社会を生きる子どもたちが、時代の変化に柔軟に対応していくためには、「時代を読み取る力」と「しなやかな心」が必要です。令和の時代、NIEの実践を通じて、人として輝く力と心を育むことの重要性を改めて実感しています。
よりよい学校教育を目指すためには、地域を知り、地域に学び、地域を生かすことも大切です。NIEの実践は、次代を担う子どもたちが視野を広げ、地域や社会の中で課題を発見し行動できるよう、教育活動の質を高めていくと考えています。
過去に学び、今を知り、未来に生かすことは、新学習指導要領の「生きる力 学びの、その先へ」とつながることでしょう。NIE特任アドバイザーとして一緒に学びを深めていければ幸いです。
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