2022年1月アーカイブ

 ■西宮市立浜脇中学校(1月19日、対象・1~3年生850人) 朝日新聞阪神支局の西見誠一支局長が「新聞記事の作り方・見出しのつけ方」をテーマにリモートで講演した。生徒たちは朝日新聞の読者投稿欄「ひととき」に寄せられた、長年、夫婦の心をつないできた糸でんわの記事に見出しをつける練習もした。

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朝日新聞支局長が講師に

 県NIE推進協議会による記者派遣事業が1月26日、尼崎市立南武庫之荘中学校であった。朝日新聞の西見誠一・阪神支局長が「SNSといじめ」をテーマにリモートで講演し、2年生が教室で講義を受けた。

 生徒らはまず、紙面の割り付けや見出しの役割について学び、その後、ネットいじめの特徴やいじめの構造を新聞記事を参考にしながら考えた。

 講義を受けた上田結愛さん(14)は「SNSへの投稿は『ほんまにこの内容で大丈夫か』と考えてからにしたい」。坂元小柚さん(14)は「いじめは、ささいなことから始まる場合があることを知った。SNSの発信には責任が伴うことを自覚したい」と語った。=27日付朝日新聞朝刊神戸版・阪神版

[写真説明]各教室で朝日新聞・西見誠一支局長のリモート講演を聞く生徒たち=尼崎市南武庫之荘4

minamimukonosoutyuuasahi.JPG※写真は兵庫県NIE推進協議会が撮影

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。

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神戸新聞アドバイザーが講師に

 27年前の阪神・淡路大震災をテーマにした授業が1月28日、県立播磨特別支援学校(たつの市揖西町中垣内)であり、普通科の2年生6人が参加した=写真。同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務め、障害者の災害時の備えに触れながら「一つ一つの災害から教訓を学ぶことが大切」と訴えた。

 生徒たちは、校内に展示された神戸新聞の災害写真を事前に見学し、授業に臨んだ。

 授業はオンラインで実施した。震災の日、神戸・三宮にあった本社で宿直だった三好アドバイザーは、震度7の瞬間を「社屋の窓ガラスが粉々に吹き飛んだ」と語り、当日書いた記事も紹介した。

 障害者の災害時の対応については「仮設住宅のバリアフリー化や、広域避難が必要になったときの移動手段の確保が課題になる」と指摘した。震災で身体に障害を負った被災者の現状と課題についても説明した。

 三好アドバイザーから 授業では、阪神・淡路大震災のとき、車いすの男性がアパートの壁が崩れ、約3時間動けなかったという神戸新聞の記事を配布した。災害のしわ寄せは特に弱者に集中する。東日本大震災でも熊本地震でもそうだった。障害者の災害への備えとしては、家族や支援者と連絡や避難方法を決めたり、近隣の福祉避難所を調べておいたりすることも必要になる。さらに必要なのは、地域が障害者をどれだけ認知し、どれだけ理解しているかだろう。災害時、障害者が孤立しないようにしたい。在宅の障害者であっても家族の力だけで避難できるか、どうか。あらためて考えさせられた一日だった。

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。

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 新聞を教材にするNIE(教育に新聞を)活動の記者派遣事業として、神戸市垂水区の愛徳学園中・高校で1月26日、毎日新聞神戸支局の中田敦子記者(27)が講演した。高校1~2年の61人に、記事ができる過程をオンラインで話した。

 中田記者は、医療用かつらの購入を補助する県の制度が、患者の住む自治体によっては使えないことを指摘した記事を題材に、「最初はがん患者向けのかつらが売れていることを書くつもりだったが、制度の不公平さに気がついた」と説明。「社会の事象に疑問を持ち、弱い人の立場になって考えることを意識して取材している」と語りかけた。

 講演を聞いた政広りおさん(2年)は「今日の話を参考に、自分の知りたいことをより深めていきたい」、中島さくらさん(同)は「事実確認の大切さが分かった」とそれぞれ感想を話した。【石川隆宣】=27日付毎日新聞朝刊神戸・明石版

[写真説明]別室で行われた講演をモニター越しに聞く愛徳学園中・高校の高校生たち=神戸市垂水区の同校で、同校提供

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。

兵庫教育大付属中学校(1月27日、対象・1、2年生14人) 神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが国連の「SDGs(持続可能な開発目標)」について講演した。生徒たちはSDGsに関連した記事を選び、調べたことを新聞にまとめる。生徒たちが行った新聞の読み比べについても講評した。

生徒の感想

  ◆NIE実践発表会は中止 兵庫県NIE推進協議会は2月5日、神戸市内で開催を予定していた「兵庫県NIE実践発表会」を中止すると決めた。新型コロナウイルスの感染急拡大に伴う措置。NIE指定校の実践報告と高校生によるシンポジウムは後日、同協議会ホームページで動画配信または記事を掲載する予定。

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 新聞を教育に生かす県NIE推進協議会による記者派遣事業が1月19日、西宮市立浜脇中学校であり、全校生徒が新聞の役割について学んだ。

 西見誠一・朝日新聞阪神支局長が「新聞の作り方」をテーマにリモートで講演。この後、生徒たちは朝日新聞の読者投稿蘭「ひととき」の記事に見出しをつける練習をした。

 3年生の坂口桃子さんは「読む人の目にとまるような見出しをどうつけるかに頭を悩ませた」、同じ3年生の泉祐希さんは「新聞の権力監視機能が民主主義を支えているという話が印象的だった」と話した。=20日付朝日新聞朝刊阪神版

[写真説明]映像を通じて記者講演を聴く浜脇中学校の生徒たち=西宮市宮前町

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。

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 NIE(教育に新聞を)活動の一環として、中学3年生が「ヒロシマ」をテーマに作った新聞を通し、小学6年生に平和の大切さを伝える授業が1月21日、愛徳学園小・中学校(神戸市垂水区歌敷山3)であった。

 同学園の教諭でつくる「NIE研究会」の企画。同研究会は小学校から高校まで、NIEによる学びを継続発展させようと活動している。

 中学3年生は昨年10月、被爆76年となった広島への修学旅行で、当時の惨状や記憶を継承する語り部を取材。新聞記事で、原爆投下直後に降った「黒い雨」を巡る訴訟についても学び、グループごとに新聞を作った。

 授業は中学3年生約30人が参加。コロナ対策のため別の教室の小学6年生にオンラインで話しかけた。完成した新聞を紹介しながら、「戦争の悲惨さを語り継ぐのが人間の責任」「『黒い雨訴訟』を知り、被爆者の苦しみは今も続いていると分かった」などと述べた。講師を務めた姫野さくらさんは「戦争を体験した人たちの思いを、小学生に分かりやすい文章にするのは難しかった」と話した。

 小学6年生は17人が参加した。小野綾芭(あやは)さんは「きょうの授業のように、戦争の悲劇をさまざまな方法で学び、未来に平和をつなぎたい」と話していた。(三好正文)=23日付神戸新聞朝刊神戸版

[写真㊤]平和の大切さを伝える生徒たち=いずれも神戸市垂水区歌敷山3(愛徳学園提供)

 生徒の感想 足立理羽さん(中3)「小学生に伝えるには、原爆の恐ろしさをより深く知っていないといけないことに気づいた」

 児童の感想 小嶋悠那さん(小6)「戦争がもう二度と起こってほしくないという思いになった」

※生徒たちが「ヒロシマ」をテーマに作った新聞はこちら。   [写真㊦]新聞記事を調べる生徒たち                             

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※「わたしの感想NIE」に児童生徒のみなさんの感想を掲載しています。

※担当した2人の先生の寄稿はこちら。

兵庫県NIE推進協事務局から

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  興味ある記事を要約、グループ討議

    尼崎市立南武庫之荘中学校の2年生225人が、日刊紙6紙を読み比べ、記事の要旨や感想を書き記す「新聞ノート」の作成を続けている。教育現場で新聞を活用するNIE活動の一環。話を簡潔にまとめる「要約力」や、自身の意見を端的に伝える「表現力」を養う取り組みといえそうだ。

 同校は2021年度の日本新聞協会NIE実践指定校。生徒たちは1学期の国語の授業で、新聞記事を100字以内に要約し、200字以内で感想や意見を記すノートづくりに取り組んできた。

 例えば昨年4月、競泳の池江璃花子選手が白血病から復活し、東京五輪代表入りを果たした記事。生徒たちは「どのような気持ちで白血病と闘ったのだろう」と池江選手の心情に思いをはせ、「白血病について知識を深めたい」などとまとめた。

 昨年12月13日には、2年1組で発表会があった。テーマは「国連の持続可能な開発目標(SDGs)」で、約35人の生徒が4人程度のグループに分かれ、それぞれが選んだ新聞記事をもとに意見を交わした。

 ある生徒は「国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)」関連の記事を取り上げた。森林破壊を止めるため、各国が官民合わせて2・2兆円近くを援助する―という内容に「巨額の資金をどう調達するのか」と首をかしげた。

 各グループ代表による発表もあった。「『気候正義』実現への道」という記事を取り上げた生徒は、地球温暖化による海面上昇で水没の危機にある南太平洋の島国ツバルについて「先進国に生きる一人として、具体的な救済策を考えないと」と強調した。

 生徒たちは「記事を通し、水質汚染の課題解決など私たちがすべきことを考えることができた」(中川堪太(かんた)さん)、「グループ討議で、自分とは違う考え方に気づかされた」(藤原優花さん)、「SDGsにちなんだ記事を読み込むことで、関連する事柄や諸外国の実情を深く知ることができた」(本橋天花さん)などと振り返った。

 同校国語科の中嶋勝教諭によると、生徒たちは記事の要約も、回を重ねるたび上達してきたという。「多様なニュースから興味関心のある記事を選ぶことで意欲的に取り組むようになった」と手応えを語る。

(兵庫県NIE推進協議会コーディネーター 石原丈知)

[写真説明]「新聞ノート」を持ち寄ってグループ討議する生徒たち=尼崎市南武庫之荘4、南武庫之荘中学校

神戸市立大沢小学校(1月14日、対象・1~6年生64人) 神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが阪神・淡路大震災をテーマに授業を行った。震災の日、宿直勤務だった体験を語り「大切なのは記憶を語り継ぐことだ」と強調した。児童は校内に展示された本紙の災害写真を見学し授業に臨んだ。

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■兵庫教育大付属中学校(12月16日、21日、1月13日、対象・1、2年生14人) 神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが「新聞を使った調べ学習」を指導した。班ごとに日刊各紙から関心のある記事を選んでその背景を調査。記事を模造紙に貼り付け、調べた内容や感想を書き込み、発表した。 

生徒の感想


oozousyokobe.JPG神戸新聞アドバイザーが講師に

 阪神・淡路大震災の教訓を伝える授業が1月14日、神戸市北区大沢町中大沢の大沢小学校であった。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務め、体験談を交えながら「自分と家族、友達の命を守ろう」と呼び掛けた=写真。

 全校児童64人が参加。児童たちは、校内に展示された神戸新聞の災害写真を事前に見学して授業に臨んだ。

 大震災当日、神戸・三宮の本社で宿直勤務だった三好アドバイザーは「激しい揺れで窓ガラスが粉々に吹き飛んだ」「発生時刻に起きていたので助かったと思う」と振り返り、「あの日から27年がたとうとしている。大切なのは記憶を語り継ぐことだ」と話した。

  「各地で豪雨災害などが相次いでいる。災害知識を身につけないと命を危険にさらすことになる」と強調した。

 小渕達也君(6年)は「阪神・淡路大震災の被害について知らない人に伝えたい」、三辻莉央さん(6年)は「6434人が亡くなったことを知って怖くなった。災害に対して恐怖心をもちたい」と話した。

※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。

■神戸高塚高校(12月20日、対象・1年生約190人) 産経新聞神戸総局の岸本佳子総局長が「記事を書くために大切なこと」と題して講演した。まず、文章の基本となる「5W1H」を説明。新聞記事の特長である、結論から始まり説明、補足と続ける「逆三角形」の文章構成は「桃太郎」を例に解説した。 

生徒の感想

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 NIE(教育に新聞を)の一環として、「新聞を使った調べ学習」の授業が昨年12月16日と21日、1月13日、加東市山国の兵庫教育大付属中学校であり、1、2年生14人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。

    情報収集・活用のスキルを身につける「ニュースです!編集長」を選択した生徒たちで、それぞれ1~2月、国連の「SDGs(持続可能な開発目標)」からテーマを選び、調べたことを記事にまとめ、ポスターセッションで発表する。

 「調べ学習」は、手始めにグループで取り組んでみようと企画。生徒たちは3、4人ずつに分かれ、日刊各紙から関心のあるニュースを選んで意見交換し、分からない言葉や記事の背景を調べた。続いて、記事を模造紙に貼り付け、調べた内容や感想を書き込んでいった。

 生徒たちが選んだ記事は、ヤングケアラー(日常的に親の世話をする若年層)の問題や、オンライン裁判、防衛省のミサイル射程延長、米国の竜巻被害と時事性が高く、バラエティーに富んだ。

 ヤングケアラー問題の記事を取り上げたグループは他のグループにも意見を聞き、「身近な問題と知った。コロナ禍が問題をより深刻にしている」とまとめた。オンライン裁判では画面越しで被告の権利がどう保護されるか、ミサイル射程延長では北朝鮮のミサイルの速度や各国の現状、米国の竜巻被害では同様の竜巻が北関東でも発生していたことなど、各グループがニュースの裏側に切り込んだ。

[写真㊤]調べた内容を発表する生徒たち=いずれも兵庫教育大付属中hyokyoudaihutyuu211216.JPG

[写真㊨]選んだ記事の背景を調べる生徒たち

   生徒の感想 高井瑞生さん「さまざまな視点から出来事に注目し深く掘り下げることが楽しくできた。個人的にも新聞記事を深く読んでいきたい」、牧野馨鈴さん「それぞれが違った問題について発表していて学べてよかった。今後に生かしたい」

※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。

1月27日から続くSDGsの新聞作り、授業の記事

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 2021度も新型コロナ感染症対策のため、学校生活の制約が多い。その中でNIE活動を実践してきた。

   明石市では、教員でつくる「NIE研究会」がNIE活動を行っている。当研究会では、研究授業や公開講座の開催、教員への情報提供、会員同士の実践・情報交換を行い、知識と経験を高めている。

 20年度は日本新聞協会のガイドブック改訂に伴い、授業例も提案した。内容として、国語科の物語の構成「起承転結」を理解させるための4コマ漫画の利用や、3年算数科「大きな数」を新聞から探し出す授業(4年でも実践可)である。

 20年度は感染の不安から接触、共有を「しない」「させない」に配慮した。また、長期休業に伴う授業時数の確保という点から新聞係の新聞作成という活動しかできなかった。

 しかし、21年度は感染予防に配慮し、実践も少しずつ行ってきた。学級内の新聞係の活動やお気に入りの新聞記事の切り抜き(感想入り)、終わりの会での発表を行った。授業では、5年社会科で新聞記事から世界の国を見つけ、世界地図に落とし込む授業も行った。新聞の共有ができないため、1人1部の使い切りという厳しい条件ではあったが...。

 ICT機器を活用し、新聞記事の撮影、データの共有から記事についての意見交換やデジタル新聞の作成などの活動にも取り組んだ。ICT機器の利用が中心の授業実践が多くなっているが、新聞紙の紙媒体の実践も残していきたいものである。

若生 佳久(明石市立大久保小学校主幹教諭/日本新聞協会NIEアドバイザー)(2022年1月10日)

[写真説明]教員による新聞活用のワークショップ=明石市立大久保小学校

 日本新聞協会は「第13回いっしょに読もう!新聞コンクール」の作品を募集している。興味を持った新聞記事を家族や友人と読み、感想や意見を専用の応募用紙に書き、あわせて記事の切り抜きも送る。

 対象は小・中・高・高等専門学校生。記事は2021年9月8日~22年9月6日の新聞から選ぶ。個人賞と学校賞の各部門で校種別に審査、12月に結果を発表する。

 応募要領・応募用紙は日本新聞協会NIEウェブサイト(http://nie.jp/)からダウンロードできる。兵庫県内の受け付けは、〒650-8571 神戸新聞社内、兵庫県NIE推進協議会「いっしょに読もう!新聞コンクール」係。9月7日必着。問い合わせは同協議会☎078・362・7054

 兵庫県NIE実践発表会が2月5日、神戸市中央区栄町通1、よみうり神戸ホールである。NIE(教育に新聞を)活動を進める兵庫県NIE推進協議会の主催。「NIEで探究! 調べる、そして、自分の考えを根拠とともに伝えよう!」をテーマに、記者講演やNIE指定校の実践報告、高校生によるシンポジウムがある。

 記者講演は、神戸新聞社編集局の徳永恭子局次長が「コロナ下の新聞報道で問われたもの」と題して話す。

 実践報告は、伊丹市立天神川小学校、蒼開中学・高校の教諭が登壇。シンポジウムは神戸高塚高校、兵庫高校、明石西高校、県立西宮高校、多可高校の生徒たち計10人が「ifこの世に新聞がなかったら~アフターコロナの時代を生きる・NIEの活かし方~」と題して討議する。司会は、同協議会特任アドバイザーの中野憲二・神港学園高校長。

 定員100人。無料。午後1時~3時半。同協議会事務局☎078・362・7054

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 兵庫県NIE推進協議会は、2022年度のNIE実践指定校を募っています。コロナ禍が続いています。いまほど、正しい情報を取捨選択し読み解く力が必要なときもありません。多様な情報が詰まった新聞は、社会とのつながりを実感できる媒体です。教育現場での新聞活用の取り組みに参加しませんか。

   関心のある先生方に当協議会からご説明にうかがっています。気軽にお声掛けください。

  22年度実践指定校の募集要項とチラシ

  説明資料から抜粋

 兵庫県NIE推進協議会は、2022年度のNIE実践指定校を募っている。対象は県内の国公私立小・中・高校と特別支援学校で、学校長の承認が条件となる。

 22年度の指定校は20校で、21年度からの継続校を除く10校を募集する。応募多数の場合は地域や校種を考慮して選考する。

 日本新聞協会と連携した取り組みで、指定期間は原則2年間。各実践指定校は県内で発行されている日刊6新聞が各1部ずつ、実践教諭の人数に応じて、4カ月または2カ月、無料で提供される(英字新聞や小中学校の場合は子ども新聞への変更可)。記者派遣事業も利用できる。

 NIE実践について説明するオリエンテーションがある。指定校は年度末、同協議会が発行する実践報告書(A4判4㌻)と同新聞協会への報告書(A4判1枚)を提出する。

 問い合わせは兵庫県NIE推進協議会事務局☎078・362・7054(同事務局の締め切りは22年2月28日)

  <事務局からお礼とお知らせ> 毎年、多くの学校からご応募いただき、ありがとうございます。2月末日をもって締め切らせていただきました。また当推進協独自の認定校枠もありますので、関心のある先生はお問い合わせください。

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