記者派遣

ニュースは何か 尼崎・立花南小 見出しのこつ学ぶ

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神戸新聞アドバイザーが講師に  

 新聞記事で大切な「見出し」を学ぶ授業が10月14日、尼崎市三反田町2の立花南小学校であった。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師となり、5年生95人に見出しのつけ方やポイントを教えた。

 同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。「見出し」を学ぶ授業は多くの指定校が希望するテーマで、見出しは、記事の内容を端的に伝えるのに欠かせない。

 授業では、神戸新聞写真ニュースなど実際の記事を教材にして、みんなで見出しを考えた。写真ニュースの記事に付いた実際の見出しは、夏季オリンピック東京大会の開幕が「東京五輪、無観客で開会式」、閉幕が「東京五輪閉幕、金メダル27個」。三好アドバイザーは「何がニュースかよく考えよう」と呼び掛けた。

 吉岡進太君(10)は「分かりやすい記事を書き、読む人が『この記事、何やろ』と思う見出しをつけたい」、川瀬心望(ここみ)さん(11)は「記事の見出しを考えることで、新聞に興味がわいてきた」と話した。

[写真説明]三好アドバイザーの質問に答える児童=立花南小学校、撮影・平谷奏空(そら)君

※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。