神戸新聞アドバイザーが講師に
新聞記事のポイントを短い言葉で表す「見出し」について学ぶ授業が9月21日、神戸市西区伊川谷町長坂の伊川谷高校であり、2年生12人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。
同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。「新聞の持つ表現力」を学ぶことをメインテーマに、授業で新聞を活用している。
授業では、プロ野球の大谷翔平選手や東京五輪、県内各地の紅葉、桜の名所などの記事を題材に、見出しの付け方を学んだ。朝来・竹田城跡の雲海の記事では、城跡が雲海の中に浮かんで見える様子をどう表現するか考えた。
三好アドバイザーは「逆に言えば、仮見出しを考えてから文章を書くとスムーズにいく」と話した。
徳岡あたりさん(16)は「見出しを考えるのは難しかった。こつを習得して文章を書くときに役立てたい」、新居優利さん(16)は「文章に込めた思いを読む人にどう伝えるか、自分だけの見出しを考えたい」と話した。
[写真説明]三好アドバイザーの話を聞く生徒たち=伊川谷高校
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