セミナー・発表会・公開授業

情報端末使い記事活用授業 神戸の2校でNIEセミナー

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 2021年度のNIE兵庫セミナーが6月23日、神戸山手女子中学・高校(神戸市中央区諏訪山町)と愛徳学園中学・高校(同市垂水区歌敷山3)で開かれた。両校をオンラインでつなぎ、生徒約95人と教諭ら約90人が参加。新聞を活用した授業方法などを学んだ。

 NIE(教育に新聞を)活動を進める兵庫県NIE推進協議会が主催。愛徳学園では教員や生徒を対象に講演会があり、時事通信社神戸総局長の丸山実子さん(51)が記者の仕事を紹介。中国での海外特派員の経験を踏まえ、物事の本質をつかむために「多様性を理解すること、文化の違いを知ることが必要」と語った。

 教育関係者が参加したワークショップでは、新聞を活用した授業について、同市の小中学校に導入予定のタブレットなどを使って、教室や自宅への配信を想定した事例が解説された。

 姫路西高校の木岡智子教諭(42)は初めてセミナーに参加。「今までは紙に書いたり、話したりすることに重きを置いていた。実際にタブレットを使ってみて、思考を可視化しやすく、考えが深まりやすいと思った」と話していた。(丸山桃奈)=24日付神戸新聞朝刊ひょうご総合面

[写真説明]時事通信社神戸総局長の丸山実子さんが海外特派員としての経験を話した講演会=神戸市垂水区歌敷山3、愛徳学園中学・高校

     記者講演を聴講した、愛徳学園高校の苧阪(おさか)妃南乃さん(3年)は「他国の情報をリアルに伝える特派員の重要性を知った」、臼杵梨々菜さん(同)は「特派員として取材する怖さやチャレンジ精神を感じた。報道で救われる人がいることが心に響いた」と話した。

    ※「わたしの感想NIE」に記者講演を聴講した生徒のみなさんの感想を掲載しています。      

  教員らを対象にした「兵庫NIE(教育に新聞を)セミナー」が6月23日、神戸市中央区の神戸山手女子中・高等学校と同市垂水区の愛徳学園中・高等学校をオンラインでつないで開かれた。

 講演では、時事通信社の丸山実子・神戸総局長が、中国・新疆ウイグル自治区を取材した体験を振り返り、「文化の多様性とは何かを考えさせられた」と話した。

 実践例の紹介では、神戸山手女子中・高校の近藤隆郎教諭(53)が、生徒に投書欄を読んで考えをまとめさせるワークシートを披露。他人の意見を要約する作業などを通し、「主体的、対話的な学びが実現し、自分の世界の狭さにも気付くことができる」と利点を強調した=写真=。

 セミナーに参加した神戸市立大沢中の藤田亜希子教諭(40)は「SDGs(持続可能な開発目標)の学習で新聞も活用し、発展させたい。実践例を参考にしたい」と話していた。=24日付読売新聞朝刊神戸・明石版

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 日本新聞協会NIEサイトにもNIE兵庫セミナーのリポートが掲載されています。リポートはこちら