記者派遣

記事選んで新聞作り 兵庫県内4小学校 話し合って切り貼り

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神戸新聞アドバイザーが講師に

  新聞から気になる記事を選び、話し合って壁新聞を作る「まわしよみ新聞」の授業がこのほど、県内の小学校4校であった。児童たちはトップ記事に何を選ぶか、新聞のタイトルは何にするか考えながら思い思いの紙面を仕上げた。

 神戸市北区の淡河(おうご)小で5、6年生9人、同市北区の有馬小で6年生8人、養父市八鹿町の宿南小で5、6年生12 人、淡路市の大町小で6年生16人が取り組んだ。淡河小と宿南小は本年度、日本新聞協会のNIE(教育に新聞を)実践指定校に内定している。

 神戸新聞NIX推進部の三好正文シニアアドバイザーが講師を務めた。各校とも児童たちが数人ずつの班に分かれて作業。神戸新聞写真ニュースの今年1~6月号の記事を模造紙に切り貼りし、感想を書きこんだ。

 トップニュースは、探査機「はやぶさ2」からカプセルが帰還(昨年12月)や、淡路島に新種の恐竜化石(今年5月)を選んだ班が目立った。次号の写真ニュースについて、自分ならどんな紙面を作るかも考えた。

 淡河小では6月21日に授業があった。衣笠翠さん(6年)は「自分たちで選んだ記事を切り抜き、新聞を作るのは面白い」、藤本楓さん(5年)は「新聞のレイアウトや新聞がどのようにできるかを教えてもらい、勉強になった」と話した。=23日付神戸新聞朝刊広域A版   

[写真㊤]壁新聞を作る淡河小の児童たち=神戸市北区淡河町萩原  

   宿南小では6月18 日に授業があった。辻井結菜さん(5年)は「新聞作りは大変だった。よく考えて記事の感想を書いた」、小川彪牙(ひゅうが)君(6年)は「初めての体験だったけど、班で協力してやり遂げることができた」と話した。=24日付神戸新聞朝刊広域B版

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[写真㊨]出来上がった新聞を紹介する宿南小の児童たち=養父市八鹿町宿南

[写真㊦]相談しながら新聞を作る有馬小の児童たち㊧と大町小の児童たち㊨

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※「わたしの感想NIE」に児童のみなさんの感想を掲載しています。

有馬小児童の作品

宿南小児童の作品

淡河小児童の作品

大町小児童の作品

三好アドバイザーから