記者派遣

事件取材の裏側 毎日新聞記者が語る 愛徳学園中・高

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 新聞を学校の教材に活用するNIE(教育に新聞を)活動の一環として、神戸市垂水区の愛徳学園中・高校で2月3日、毎日新聞神戸支局の韓光勲記者(28)が講演した=写真。韓記者は22歳の女性が90歳の祖母を介護疲れの末に殺害した事件の取材について語り、中学3年~高校2年の93人は熱心に耳を傾けていた。

 韓記者は、警察官から「女の子はかなり追い詰められていた。加害者であり、被害者やわ。気の毒やね」と聞いたことが取材を始めたきっかけだったと説明。「この問題は誰もがひとごとではなく、今の日本社会の問題を表していると感じた。なぜ報じるかをきちんと自分の言葉で説明できるようにすることが大切」と話した。

 高校2年の新沼萌々(もも)さん(16)は「一つの記事のためにたくさんの労力や時間がかかっていることを知った。女性はかわいそうだと思うし、日本社会の厳しさを感じた」と話した。【脇田顕辞】=4日付毎日新聞神戸・明石版

 生徒の感想 高校2年、東原花乃音(かのん)さん(17)「裁判や周辺取材をどうまとめていくか興味を持った。記者の方に初めて話を聞き、今後の学習に役立てたいと思った」

   ※「わたしの感想NIE」に生徒のみなさんの感想を掲載しています。