6年生は、総合的な学習で淡路人形浄瑠璃に取り組んでいる。3年目になる今年は、目標を「淡路人形浄瑠璃の魅力を地域や全校生に発信する」と決め、その歴史や演目、それぞれの役割など、自分たちが魅力と感じるテーマについてグループに分かれて調べたり、実際に「戎舞(えびすまい)」という演目を演じようとがんばって練習したりしてきた。
今回の授業は、淡路人形浄瑠璃の魅力について新聞を通じて伝えようという活動の一環として取り組んだ。
事前に記者派遣事業を通し、取材の方法や見出しの付け方を学んだ子どもたちは、今回の学習で、自分たちのテーマに合う見出しをグループごとに考えた。そして、考えた見出しについてお互いに意見を出し合い、よりよい見出しになるように工夫した。
子どもたちは見出しの役割や付け方についてきちんと分かっていないところもあり、まだまだ工夫の余地は残されていると思うが、授業を通して、自分たちの持つ情報や思いを伝える一つの手段として「新聞の良さ」に気付けたのではないかと思う。伝えたいことをしっかりと伝えられるように、これからも取り組みを進めていきたい。
南志乃婦(淡路市立志筑小学校主幹教諭)(11月12日)