記者派遣

児童、新聞の作り方学ぶ 神戸聴覚特別支援学校 講師に神戸新聞記者

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 NIE(教育に新聞を)の一環で、新聞の作り方や楽しみ方を学ぶ授業が1月28日、神戸市垂水区福田1の神戸聴覚特別支援学校であった。同校は2018年度から、県内の特別支援学校では初めてNIE実践校に指定されている。

 小学部3~5年生の15人が参加した。神戸新聞報道部の太中麻美記者が講師となり、新聞の役割や記事の書き方を解説。担当する小中学生向け新聞「週刊まなびー」について、「子ども向けなので漢字にルビを振り、イラストを多く使って読みやすい紙面を心掛けている」と紹介した。

 遠足や校外学習を題材にした壁新聞の講評も。児童は「文を書くのを頑張った」「絵をきれいに描いた」などと、工夫した点を積極的に発言した。4年の松村沙紀さん(10)は「頑張って作った新聞を見せられて良かった。記事のまとめ方が参考になった」と話した。=29日付神戸新聞朝刊神戸版

[写真説明]太中麻美記者(右)から新聞の作り方を聞く児童=神戸聴覚特別支援学校

    児童の感想 高木結衣さん(4年)「子ども新聞はいろいろなことが書かれていて勉強になると思った」