2020年1月アーカイブ

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 NIE(教育に新聞を)の一環で、新聞の作り方や楽しみ方を学ぶ授業が1月28日、神戸市垂水区福田1の神戸聴覚特別支援学校であった。同校は2018年度から、県内の特別支援学校では初めてNIE実践校に指定されている。

 小学部3~5年生の15人が参加した。神戸新聞報道部の太中麻美記者が講師となり、新聞の役割や記事の書き方を解説。担当する小中学生向け新聞「週刊まなびー」について、「子ども向けなので漢字にルビを振り、イラストを多く使って読みやすい紙面を心掛けている」と紹介した。

 遠足や校外学習を題材にした壁新聞の講評も。児童は「文を書くのを頑張った」「絵をきれいに描いた」などと、工夫した点を積極的に発言した。4年の松村沙紀さん(10)は「頑張って作った新聞を見せられて良かった。記事のまとめ方が参考になった」と話した。=29日付神戸新聞朝刊神戸版

[写真説明]太中麻美記者(右)から新聞の作り方を聞く児童=神戸聴覚特別支援学校

    児童の感想 高木結衣さん(4年)「子ども新聞はいろいろなことが書かれていて勉強になると思った」

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 企業の経営陣にインタビューした内容を新聞にまとめる授業が1月24日、神戸市北区山田町下谷上の神戸鈴蘭台高校であり、2年生20人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文アドバイザーが講師を務めた。

 同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。生徒たちは昨年、神戸や姫路の会社社長ら17人にインタビューした。授業では、三好アドバイザーが「話の中で感銘したことを見出しにしよう」と呼び掛け、生徒はそれぞれA4判の用紙に記事を書いていった。
 井上拓海さんは「聞いた話を簡潔にまとめるのが難しい」、綾田好果(このか)さんは「社長の家族や趣味の話も書いてみたい」と話した。
 2月14日に同校内で発表会を開催。同1日、同市中央区のよみうり神戸ホールであるNIE実践発表会(県NIE推進協議会主催)でも発表する。=25日付神戸新聞朝刊神戸版

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 NIE(教育に新聞を)の一環として、共同通信神戸支局の小島鷹之記者が1月23日、姫路市豊富町御蔭の豊富小学校で「新聞を使った調べ学習」と題し、5年生88人に授業を行った。

 同校は日本新聞協会のNIE実践指定校。授業は4、5人の班に分かれ、「こども新聞」各紙から気になる記事を選ぶ。分からないことや記事の背景にあるものを、ネットや本、アンケートで調査。模造紙に記事を貼り付け、調べた内容を書き込む―という手法。

 「『しょうがい者』は障害者と書くか、障碍者と書くか」の記事を選んだ班は、児童50人に「障碍」という字を知っているかアンケートし「相手の気持ちを考えて適切に使い分けることが大事」とまとめた。

 村前美月さんは「みんなで記事を選んで調べるのが楽しかった」、福原令捺さんは「班ごとに興味のある記事が違って面白かった」と話した。(三好正文)=24日付神戸新聞朝刊姫路版

[写真説明]調べ学習についてアドバイスする小島記者=姫路市豊富町御蔭

 児童の感想 西尾啓介君「実際に記者の方の話を聞くことができてうれしかった」、小野拳士君「気になったことをいろいろな方法で調べた。新しいことが分かってうれしかった」

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 教育現場での新聞の活用を目指すNIE活動の一環として、神戸市東灘区の市立六甲アイランド小学校で1月21日、産経新聞神戸総局の篠田丈晴総局長が「新聞の読み方と舞台裏」をテーマに本紙朝刊を教材に用いた授業を行い、5年生の児童約60人が聞き入った。

 同校は今年度から日本新聞協会のNIE実践校に指定されている。

 篠田総局長は新聞を読み慣れていない子供が増えていることを踏まえ、「全部読まなくてOK。ざっと見れば、その日にどんなニュースがあるのかつかめる。まずはパラパラめくり、目に留まった記事から読めばいい」と呼びかけた。

 また、関心のある分野の記事を切り抜いてスクラップする習慣をつけると学習にも役立つと指摘。「なぜこの記事を切り抜いたかなど、理由や感想を書き添えておくと記憶にも残りやすい」などと勧めた。=22日付産経新聞朝刊神戸版

[写真説明]授業では本紙朝刊を使いながら新聞の読み方を学んだ=神戸市東灘区の市立六甲アイランド小学校

 児童の感想 山根勇雅君「新聞は写真やグラフを使っていて読みやすい。新聞に興味を持った」、谷口苺花(いちか)さん「新聞製作に大変手間がかかっていることが分かった。今日の新聞では新型肺炎の記事が気になった」

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 教育現場での新聞活用を進める県NIE推進協議会は1月9日、神戸市東灘区の向洋小で新聞記者による出前授業を開いた。読売新聞大阪本社の伊東広路記者が講師を務め、5年生約120人に読売KODOMO新聞の読み方や、災害時の新聞の役割を解説した。

 同校では、国語や社会の授業で記事の要約など新聞を活用。この日は、伊東記者が見出しの付け方や写真の効果、記事をわかりやすくする方法を説明した。また、阪神大震災や東日本大震災での新聞制作にまつわるエピソードも伝えた。

 萩山礼温君(11)は「大事な文章に線を引いたり、『なるほど』と思った気持ちを大切にしたりするコツを勉強できた」と話していた。=10日付読売新聞朝刊神戸明石版

[写真説明]読売KODOMO新聞の読み方について伊東記者(左)から説明を受ける児童ら(神戸市東灘区で)

 児童の感想 為近大貴君「新聞を作る際の工夫や苦労が分かった。スポーツ面やテレビ面以外も読もうと思った」、青田愛未(まなみ)さん「記者は読者に分かりやすく―を第一に考え、記事を書いていることを知った」