記者派遣

パソコンで新聞作り 神戸新聞社員が授業 養父・建屋小

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 養父市建屋の建屋小学校で12月3日、新聞作りアプリ「ことまど」を使った授業が行われ、5年生8人がパソコンを使って新聞作成に挑戦した。記事の書き方や見出しのつけ方などを神戸新聞記者から教わり、自分たちの書いた記事を推敲(すいこう)して仕上げた。

 同校は日本新聞協会のNIE(教育に新聞を)実践校に指定されている。「ことまど」は神戸新聞社が開発したクラウド型アプリ。紙面の割り付けが自動化されており、本格的な新聞を簡単に作ることができる。
 5年生は2学期、米作りや郷土の偉人・北垣国道について授業で学習し、4人ずつのグループでそれぞれをテーマにした新聞作りに取り組んできた。
 日下部茉央さん(11)は「見出しを考えるのが難しかったけれど、いい新聞ができた」と喜んでいた。(武藤邦生)=5日付神戸新聞朝刊但馬版

[写真説明]記者の指導を受けながら新聞作りに取り組む児童たち=養父市建屋

 児童の感想 田村絢稀(あき)さん「文章を考えたり、紙面に合わせて文字数を削ったりするのが難しかった」、板戸恵美子さん「たくさんの人がかかわって新聞を作っているのを知った」