2019年6月アーカイブ

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 新聞記者の仕事や新聞の役割を学ぶ授業が6月26日、加古川市米田町平津の川西小学校であり、6年生56人が参加した。神戸新聞NIX推進部の三好正文アドバイザーが講師を務めた。

 同校は2018年度から日本新聞協会のNIE(教育に新聞を)実践校に指定されている。三好アドバイザーは「新聞の特徴は記事の多様性や一覧性で、ざっと読めば、各分野の必要な情報が頭に入ってくる」と説明した。記者の仕事では、東播支社の取材体制などを紹介し、「名刺1枚で興味ある人に会えるのが仕事の魅力」と話した。
 神戸新聞の「若者BOX席」への投書を前に、読者の心に届く投書について考えるワークショップも開いた。
 山道梨杏(りな)さんは「みんなに大事な情報を伝える記者になりたい」、一瀬未百(みお)さんは「見出しで工夫しているのが分かった。もっと新聞を読みたくなった」と話していた。=27日付神戸新聞朝刊東播版

[写真説明]

班ごとにイチオシ記事を選ぶ児童たち=川西小(撮影・大路穂鷹君)

    児童の感想 「読者に役立つ正しい情報を伝えるため、新聞製作に多くの人が関わっていることを知った」「まず、誤字をなくすようにする校閲の作業に驚いた。新聞を読んで、これからの生活に生かしたい」